ウェスティンシンガポール宿泊記|ラグジュアリーと利便性を兼ね備えた5つ星ホテル

宿泊記

シンガポール中心部、マリーナベイエリアに位置するウェスティンシンガポール(The Westin Singapore)は、ラグジュアリー感と観光・ビジネス両面での利便性を兼ね備えた5つ星ホテルす。

今回は、2025年1月に実際にツインルームに宿泊した体をもとに、客室の雰囲気やホテルの魅力、立地の良さを詳しくレポートします。


立地とアクセス|観光にも空港アクセスにも抜群のロケーション

ウェスティンシンガポール(The Westin Singapore)は、シンガポール中心部・マリーナベイエリアの金融街に位置する5つ星ホテル

MRT(地下鉄)の複数駅から徒歩圏内という、観光にもビジネスにも理想的な立地です。

  • 地下鉄シェントンウェイ駅(Shenton Way MRT)から徒歩1分
  • 地下鉄ダウンタウン駅(Downtown MRT)から徒歩3分
  • 地下鉄マリーナベイ駅(Marina Bay MRT)から徒歩6分

主要観光スポットやショッピングエリアへのアクセスも抜群です。

  • チャンギ国際空港から車で約20分
  • マリーナベイ・サンズまで徒歩約16分
  • マーライオン・パークまで徒歩約20分
  • ガーデンズ・バイ・ザ・ベイまで徒歩約20分
  • オーチャード(ショッピング街)まで地下鉄で約17分
  • チャイナタウンまで地下鉄で約16分

私たちはチャンギ空港からホテルまで配車アプリ「Grab(グラブ)」を利用しました。

到着ロビーから直接手配でき、約20分でホテルに到着。料金も約20シンガポールドル前後で、快適かつスムーズに移動できました。

🚗 ポイント:Grabの使い方が不安な方も、ウェスティン周辺には地下鉄駅が複数あるため、MRTを利用しても十分アクセスしやすい立地です。観光拠点としても安心感があります。

ホテル周辺には、有名なホーカーズ(屋台街)やローカルレストランが多数。

たとえば「ラオパサ(Lau Pa Sat)」までは徒歩5分ほどで行け、シンガポール名物のサテーやチリクラブを気軽に味わえます。

そのほか、マリーナベイ周辺の高級レストランからカジュアルなカフェまで揃っており、外食派の旅行者にも困らない抜群の環境です。


ロビーから感じるラグジュアリーな空気

ウェスティンシンガポールは、オフィスビルAsia Square Tower 2(アジア・スクエア・タワー2)の33階から上層階に位置しています。

1階の専用エレベーターでロビー階へ上がると、そこには一気に別世界が広がります。

高層階ならではの開放感と、洗練された香りが漂うラグジュアリーな空間。

久しぶりの海外5つ星ホテルのチェックインに、少し緊張。

フロントには日本人スタッフはいませんでしたが、笑顔のスタッフが丁寧に対応してくれました。
(この日は韓国人スタッフの方がいらっしゃったようです。)

5年ぶりの英語でのチェックイン

ところどころ聞き取れない単語もありつつ、自分の名前を伝えてパスポートを提示すれば、スムーズに手続きが完了。

チェックイン時に「英語、もっと話せるようになりたいな」と毎回思うのですが、今回も例に漏れず……(笑)

📋️ 旅行メモ:
英語が苦手でも、パスポートと予約確認メールを見せれば問題なくチェックイン可能。

チェックイン時にデポジット(保証金)をクレジットカードで仮押さえされるので、 手元にクレカを準備しておくとスムーズです。

ロビーには自動両替機も設置されていました。

レートはめちゃくちゃ悪かったのですが、両替所に立ち寄る時間がなかったため、ロビーで5,000円だけシンガポールドルに換金しました。

結果的には、現金を使う機会はほとんどなし。

シンガポールではGrab(グラブ)やクレジットカード決済が主流で、ほぼキャッシュレスで過ごせる印象でした。


ツインルーム|広々とした客室と癒しのバスルーム

チェックイン時に、なんと42階の高層階へアップグレードしていただけました。

今回宿泊したのは、約40㎡のツインルーム

金融街にあるシティホテルながら、十分なゆとりのある広さで、長時間のフライト後でものびのびとくつろげます。

アジアの5つ星ホテルらしく、部屋全体が広く設計されており、スーツケースを2つ広げてもまだ余裕があるほど。

「お部屋が広いと、心までリラックスできる」――そんな言葉がぴったりの空間です。


客室からの眺望

今回はハーバービューのお部屋。

海の向こうに行き交う船が見える景色は、国際的な港町シンガポールらしいダイナミックさを感じます。

滞在中はずっと雨だったため少し残念でしたが、晴れた日にはきっと青空と港のコントラストが美しいはずです。


ベッド周り|極上の寝心地「ヘブンリーベッド」

ウェスティンの代名詞とも言えるヘブンリーベッド(Heavenly Bedが、ここでも極上の眠りを約束してくれます。

ふかふかのマットレスは体を包み込み、朝起きても全く体が痛くありません。

✅️ ベッドサイズ、枕:シングルよりやや大きめで、ゆったり快眠。柔らかめ・硬めの2種類が用意され、好みに合わせて選択可能。

✅️ 枕元設備:目覚まし時計、ワイヤレス充電器、BFタイプのコンセント(変換プラグ必須)、ラベンダーの香りのスリープバームもあり、自然に深い眠りへ導いてくれます。

客室設備|ワークもリラックスも快適に

✅️ デスク&チェア:ビジネス利用にもぴったりな大型デスクと快適なチェアがあり、PC作業や旅の記録もストレスなく進められます。

✅️ ウォークインクローゼット:お部屋とバスルームの間にあり、バスローブ・スリッパ・アイロン・アイロン台が整然と並び、長期滞在でも快適に過ごせます。

✅️ デスク周り:社長が座るような立派な椅子とデスク。ユニバーサル電源が2口、USBポート付き。

✅️ Wi-Fi:無料&高速。動画視聴やオンライン会議もスムーズ

✅️ ミニバ・冷蔵庫:冷蔵庫内には有料ドリンクが豊富に並び、右上には自分用のスペースもあり便利

✅️ カフェセット:ネスプレッソマシン、TWGティー、電気ケトル、マグ・グラス完備。

TWGの紅茶が置かれていたのは、紅茶好きの私には嬉しいポイントでした。(ただし、お菓子類は有料なので要注意です!)

バスルーム|癒しの香りと贅沢な造り

広々としたバスルームはバスタブ・独立シャワー・トイレが完全セパレート

✅️ シャワー:レインシャワー付き(水圧はやや弱め)

✅️ バスアメニティ:高級感のある「White Tea Aloe」シリーズ。ホワイトティーの優しい香りに癒やされます。バスソルトも完備。湯船に入れれば旅の疲れもスッと軽く。

✅️ シンク:シングルタイプながら広々設計。ドライヤーは固定タイプで十分な風量。

✅️ アメニティBOX:歯ブラシ、バニティキット、シェービングキット、コームなど一通り揃っています。

ソープやボディーローションもすべてホワイトティーシリーズで統一されており、香りの演出まで一貫しています。

アメニティ類

✅️ ウェルカムアメニティ:マリオット・ボンヴォイのゴールド会員特典として、シリアルバーと野菜チップスをウェルカムアメニティとしていただきました。小腹が空いたときに嬉しいちょっとした心遣いです。

✅️ スリッパ:スリッパは薄めの使い捨てタイプ。柔らかさは控えめですが、清潔感があり気持ちよく使えました。

✅️ 飲料水:日本のホテルのようにペットボトルの水は用意されておらず、エコを意識した「飲用蛇口水」スタイルバスルームの蛇口からそのまま飲めるようになっており、シンガポールならではのサステナブルな取り組みを感じました。


ホテルの施設|プール・スパ・フィットネスで心身ともにリフレッシュ

ウェスティンシンガポールには、宿泊者が無料で利用できる充実した施設が揃っています。

高層階からの絶景を眺めながら、旅の疲れを癒し、心も体もリフレッシュできる贅沢な空間です。

インフィニティプール|35階からの絶景に包まれる非日常体験

ホテルの象徴とも言えるのが、35階に位置するインフィニティプール

プールからは金融街の高層ビル群とマリーナ湾の海を一望でき、まさに“空に浮かぶオアシス”のような開放感です。

早朝の柔らかな光や、夕暮れ時のオレンジ色のグラデーションはとてもフォトジェニック。

宿泊者専用で混雑も少なく、静かに景色を楽しめます。

今回は残念ながら滞在中ずっと雨で、水着を持参したものの入ることはできませんでしたが、晴れた日なら、青空とプールの水面が溶け合うような絶景が広がります。

次回はぜひリベンジしたいと思えるほど、美しいプールでした。

ウェスティンワークアウトフィットネススタジオ|24時間利用OK

旅先でも体を動かしたい方に嬉しいのが、「ウェスティンワークアウトフィットネススタジオ」
宿泊者は無料で24時間利用できます。

  • 有酸素マシン(ランニングマシン・バイク・クロストレーナー)
  • ウェイト器具やストレッチスペース

大きな窓から自然光が差し込み、朝のワークアウトも気持ちよくスタートできます。

「旅先でも健康的に過ごしたい」という方にぴったりの設備です。

ロビーラウンジ|優雅なティータイムを楽しみたい

フロントと同じ階にあるロビーラウンジ(Lobby Lounge)」では、アフタヌーンティーやカクテルなどを楽しむことができます。

高い天井と大きな窓が印象的で、自然光がたっぷりと入る開放的な空間。

シンガポールの港を眺めながらのティータイムは、まさに非日常のひとときです。

次回は、ゆっくりとアフタヌーンティーを味わいながら過ごしたいと思うほど、上品で落ち着いた雰囲気が漂っていました。


宿泊料金と予約方法|ラグジュアリーをお得に体験

今回の宿泊は、マリオット・ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)のポイント無料宿泊特典を活用しました。

使用したポイントは50,000ポイント

高級ホテルの宿泊を、現金を使わず体験できるのは会員特典ならではの魅力です。


宿泊料金の目安(現金利用の場合)

シーズンや曜日によって変動しますが、目安は以下の通りです。

宿泊日  料金の目安(1泊あたり)  
平日約40,000〜60,000円
週末約35,000〜50,000円

※時期によってはプロモーション価格が出ることもあります。早期予約や会員限定料金をチェックするのがおすすめです。


予約方法とおすすめのサイト

ウェスティンシンガポールの予約は、以下の主要サイトから可能です。

  • マリオット公式サイト(Marriott Bonvoy)
  • 楽天トラベル
  • Expedia(エクスペディア)
  • Booking.com

💡 ポイント
マリオット・ボンヴォイ会員であれば、下記の特典を受けられる可能性があります。

・レイトチェックアウト(最大14〜16時まで)
・客室アップグレード
・ボーナスポイント付与


会員特典で叶ったアップグレード体験

今回はゴールド会員特典として、高層階(42階)のツインルームへアップグレードしていただけました。

また、夕方の便でクアラルンプールへ移動予定だったため、チェックアウト時間を14時まで延長してもらえたのも大きな助かりポイント。

旅のスケジュールに合わせて柔軟に対応してもらえるのは、世界的ブランドホテルならではの安心感です。


こんな方におすすめ

  • マリーナベイを中心に観光したいカップル・夫婦旅行
  • トランジット利用で空港アクセスも重視する方
  • ホテルステイ自体を満喫したいラグジュアリー派
  • マリオット系ホテルのポイントを有効活用したい方

まとめ|シンガポールで特別な滞在を叶えるウェスティンシンガポール

ウェスティンシンガポール(The Westin Singapore)は、ラグジュアリーな空間と利便性を兼ね備えた、シンガポール滞在の理想的なホテルです。

ツインルームは広々として快適で、ふかふかのヘブンリーベッドやホワイトティーの香りに包まれるバスルームなど、上質な癒しを感じられる設備が整っています。

さらに、マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの主要観光地へもアクセス良好。

ビジネス利用にも観光にも最適なロケーションです。

非日常を感じながらも、自宅のようにリラックスできる空間――
ウェスティンシンガポールは、まさにそんなホテルでした。

シンガポール旅行やトランジットで特別な時間を過ごしたい方は、ぜひ滞在先の候補として検討してみてください。

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