ロンドンのホテル選びで最後まで迷っていたのは、「立地」「快適さ」「価格」のバランスでした。
ロンドンはホテル代が高く、広さや価格を重視すると郊外寄りになり、逆に中心部はコンパクトで高額になりがちです。
その中で今回選んだのが、ウェルベックホテル。
決め手は…
- ヒースロー空港からエリザベスラインで1本
- ボンド・ストリート駅徒歩圏
- ロンドン中心部でもオフシーズンなら3〜4万円台
という、立地と価格のバランスの良さでした。
実際に宿泊してみると、観光後に「このホテルにして良かった」と感じる場面が多く、初めてのロンドン旅でもとても快適に過ごすことができました。
今回は2026年1月に実際に宿泊した感想をもとに、アクセス・客室・アメニティ・周辺環境まで詳しくレビューします。
アクセス・立地

最寄りは ボンド・ストリート駅。
ここにはエリザベスラインが通っているため、ヒースロー空港から乗り換えなしでアクセスできます。
ロンドン旅行では、到着直後の「空港からホテルまで」が意外と体力を使うものですが、この移動が驚くほどスムーズでした。

エリザベスラインの駅はエスカレーターやエレベーターが整備されている場所が多いので、大きなスーツケースを持っていても移動しやすいのが本当に助かります。
ヒースロー空港からボンド・ストリート駅までは約35〜40分ほど。
そこからホテルまでは徒歩約5〜7分程度です。
駅近ではありますが、ホテル周辺は繁華街の喧騒から少し離れていて、とても落ち着いた雰囲気。
夜に歩いていても、大声で騒いでいる人や治安の悪さを感じる場面はほとんどなく、ロンドン中心部としてはかなり安心感のあるエリアだと感じました。
観光アクセスも非常に優秀
ウェルベックホテルの魅力は、単に“駅近”というだけではありません。
ボンド・ストリート駅を使えば、主要観光地へも非常にアクセスしやすく、タクシー代が高いロンドンではかなり大きなメリットになります。
実際にかかった所要時間の目安はこちら。

- 大英博物館:約22分(エリザベスライン利用)
- バッキンガム宮殿:約23分(ジュビリーライン利用)
- ビッグ・ベン:約20分(ジュビリーライン利用)
- タワーブリッジ:約34分(ジュビリーライン利用)
どこへ行くにも比較的スムーズで、「移動疲れ」が少なかったのが印象的でした。
実際に感じた良さ
実際に滞在してみて、特に良かったのは次の3点です。
- 空港→ホテル移動がとにかく楽
- 重いスーツケースでもストレスが少ない
- 夜遅い到着でも安心感がある
ホテルまでの移動が大変なケースもありますが、ウェルベックホテルはそのストレスがかなり少ない部類だと思います。
「空港から乗り換えなし」というのは、14時間のフライトの後には想像以上に快適でした。
周辺環境について

ホテル周辺は、ロンドンの中でも比較的上品で落ち着いた雰囲気があります。
徒歩圏内には…

・Marks & Spencer

・Selfridges

・John Lewis & Partners
など、有名百貨店やショッピングスポットが充実。
飲み物や軽食を買うにも困りませんし、ショッピング好きにはかなり便利な立地です。

もう少し歩けばリージェント・ストリートまで行くことが出来ます。
観光だけでなく、「ホテル周辺を歩くだけでも楽しい」というのは、このエリアならではだと思います。
少し気になった点
正直、この立地に関しては大きな不満はありませんでした。
ロンドン中心部で、
- アクセス
- 治安の安心感
- 静かさ
- 買い物の便利さ
この4つをここまでバランス良く満たしているホテルは、意外と少ないと感じます。
チェックイン
ウェルベックホテルのチェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。
ロンドンのホテルとしては標準的な時間設定ですが、今回の滞在で特に印象に残ったのは、スタッフの柔軟な対応でした。
チェックインについて
日本人スタッフはいなかったため、チェックインは簡単な英会話で対応しました。
とはいえ、フロントスタッフはとても落ち着いた雰囲気で、英語が完璧でなくてもこちらの意図を汲み取ってくれる感じがあり、そこまで不安はありませんでした。
ロンドンのホテルは比較的事務的な接客も多い印象ですが、ウェルベックホテルは程よい距離感で心地よかったです。
IHGプラチナ会員特典について
今回はIHG Hotels & Resorts のプラチナ会員として宿泊しました。
チェックイン時には、ウェルカムギフトとして…
- ドリンク
- 500ポイント
のどちらかを選ぶことができ、今回は500ポイントを選択しました。
また、帰国便が夜だったためレイトチェックアウトを相談したところ、13時半まで無料で延長対応していただけました。
一方で、今回はお部屋のアップグレードはありませんでした。
ロンドン中心部のホテルということもあり稼働率も高そうだったので、「アップグレードされたらラッキー」くらいに考えておくのが良さそうです。
ただ、レイトチェックアウト対応だけでも、最終日の快適さがかなり違いました。
実際に感じたこと
特に印象的だったのは、「必要以上に堅苦しくない接客」。
高級ホテルのような過剰サービスではありませんが、こちらの要望にはきちんと対応してくれる安心感があります。
英語に少し不安がある方でも…
- 簡単な単語
- 翻訳アプリ
- ゆっくり話す
この程度で十分対応できる雰囲気でした。
また、レイトチェックアウトについても、空室状況次第では柔軟に対応してもらえる可能性があるので、帰国便が遅い方は一度相談してみる価値はあると思います。
客室レビュー(スタンダードツイン)
今回はこちらのホテルに“飛び石”で2泊しました。


どちらもスタンダードツインに宿泊したのですが、1回目のお部屋はコネクティングルーム仕様になっていました。
ロンドンのホテルというと、「狭い・暗い・高い」というイメージを持っていたので、正直かなり身構えていたのですが、実際に入ってみると想像以上に快適。

お部屋全体は、やわらかな間接照明に包まれた落ち着いた空間で、派手さはないものの、上質なブティックホテルのような雰囲気があります。
落ち着きのあるインテリアと快適なベッド

ベッドは白を基調としたシンプルなリネンで整えられていて、清潔感もしっかり。
ふっくらとした寝心地で、観光で歩き疲れた日もゆっくり眠ることができました。
特に印象的だったのが、アーチ状のヘッドボード。
背面からやさしく照らされるライトが空間に奥行きを与えていて、ロンドンらしいクラシックさと現代的なデザインのバランスが絶妙でした。
ベッドの電源まわりも比較的便利

ベッドの枕元には…
- 読書灯
- BFタイプコンセント
- USB-A
- USB-C
が備え付けられていました。

ただし、USBポートは反応が不安定で、実際には変換プラグを使ってBFタイプのコンセントから充電していました。
ロンドン旅行では変換プラグはやはり必須だと思います。
テーブルスペースが意外と便利

お部屋には丸テーブルとチェアもあり、これがかなり便利でした。
軽く作業をしたり、コーヒーを飲みながら休憩したりするのにちょうど良いサイズ感。
今回は近くの Marks & Spencer でお惣菜を買ってきて、このテーブルで夕食や朝食を食べていました。
外食続きになると少し疲れるので、「ホテルで軽く済ませられる」のは想像以上に快適でした。
ロンドンとしては“かなり快適な広さ”

事前にYouTubeなどでロンドンホテル情報を見ていた際、「高いのに驚くほど狭い」という口コミをかなり見ていたので覚悟していたのですが、ウェルベックホテルはスーツケースを広げても歩くスペースがなくなることはなく、かなり快適でした。
もちろん日本のシティホテルほど広々ではありませんが、“ロンドン中心部”ということを考えると十分満足できる広さだと思います。
暖房性能がかなり優秀
お部屋は暖房がしっかり効いており、さらに床暖房までついていました。
寒がりなので念のため湯たんぽまで持参していたのですが、結局使わなかったほど。
冬のロンドンは寒さが不安だったのですが、ホテルでは非常に快適に過ごせました。
窓からの景色

窓から見えるのは…
- レンガ造りの建物
- 古い窓枠
- 煙突の並ぶ街並み
まさに“ロンドンらしい景色”。

朝カーテンを開けるたびに、「本当にロンドンに来たんだな」と実感できる景観でした。
バスルーム

バスルームは、クラシカルなヨーロッパの雰囲気と現代的な洗練さがバランスよく調和した空間。

足元の小さなモザイクタイルや、ボタニカル柄の壁紙がアクセントになっていて、とてもおしゃれです。
シャワーについて
シャワーは…
- レインシャワー
- ハンドシャワー
の両方が備え付けられていました。
水圧は日本ほど強くはありませんが、お湯はしっかり出ますし、特に不便は感じませんでした。
ただし、ひとつ気になったのが“ガラスの仕切り問題”。
シャワースペースと洗面・トイレスペースの仕切りが半分しかないため、シャワーの向きに気をつけないと洗面側がかなり濡れます。
これはヨーロッパのホテルあるあるですが、日本人目線だと少し気になるポイントでした。
トイレ事情はやはり日本と違う

トイレはもちろんウォシュレットなし。
便座も冷たいので、冬場は座る瞬間にかなり覚悟が必要です。
毎回、「日本のトイレって本当は最高!!」と心の中で叫んでしました(笑)
バスルームのアメニティはTEMPLESPA
シャワールームには、イギリス発の高級スキンケアブランド「TEMPLESPA」のアメニティが備え付けられていました。

- シャンプー
- コンディショナー
- シャワージェル
ハーバル系の上品な香りで髪がきしむこともなく、使用感もかなり良かったです。
洗面台には…

- ハンドウォッシュ
- ハンドローション
も用意されていました。
持参した方が良いもの
なお、歯ブラシは用意されていないため持参必須です。
その他には…

- シャワーキャップ
- ヘアゴム
- 綿棒
- コップ
- ハンドタオル
- フェイスタオル
- バスタオル
が備え付けられていました。
客室設備・アメニティ
TV

壁掛けのLG製大型テレビが設置されており、館内案内やYouTubeも視聴可能。

ただ、YouTube視聴時はノイズが突然入ったり戻ったりする現象があり、少し不安定でした。
クローゼット
クローゼットには…

- ハンガー
- ミラー
- ドライヤー
- 金庫
- アイロン
- 使い捨てスリッパ
- ラゲッジラック
が用意されていました。
スペースは広大ではありませんが、冬物コートも十分収納できます。

ドライヤーも風量が安定しており快適。
以前バリ島で電圧問題に苦労した経験があったので、「普通に使えるありがたさ」をかなり感じました。
なお、パジャマ(ナイトウェア)は用意されていません。
海外ホテルでは珍しくありませんが、日本のホテルに慣れていると少し意外かもしれません。気になる方は、部屋着を持参した方が安心です。
冷蔵庫


冷蔵庫には…


- 水
- スパークリングウォーター
- スキムミルク
が入っていました。
チェックイン時に“コンプリメンタリー”と言われた気がしたものの、英語に自信がなく、1回目の宿泊では怖くて飲めず…。
2回目でようやく無料だと理解できました。
海外ホテルあるあるですが、「これ本当に無料?」問題は毎回少し緊張します。
Wi-Fi

IHG会員だったため、Wi-Fiは無料利用可能でした。
速度もかなり高速で、動画視聴・SNS投稿もストレスなく快適でした。
コーヒー・紅茶類
コーヒー・紅茶類は…


- illyのエスプレッソマシンと各種コーヒー
- イギリス老舗紅茶ブランド「BIRCHALL」の紅茶
が用意されていました。

ケトルもあるので、今回は持参したアルファ米のおにぎりを作る際にも大活躍。
海外旅行では「日本食が少し恋しくなる瞬間」があるので、こういう設備があるとかなり助かります。
館内施設

- ジム
- 会議室
- トイレ
- バー
ウェルベックホテルは、大型ラグジュアリーホテルのように施設が充実しているタイプではありません。
ただ、その分「観光メインで快適に泊まる」という目的にはちょうど良く、館内全体も落ち着いた雰囲気で統一されています。
朝食
今回は朝食は付けませんでした。

ホテル周辺にはおしゃれなカフェも多く、朝食付きプランにするか少し迷ったのですが、今回は「物価高」と「お部屋でゆっくり過ごしたい気分」だったこともあり、前日に Marks & Spencer で買っておいたお惣菜や軽食をお部屋で食べることにしました。
最近は、旅行中でも朝から無理に外へ出るより、部屋でのんびりしたり、お茶を飲みながら身支度をする。
そんな時間の方が、むしろ贅沢に感じるようになりました。
ウェルベックホテルのお部屋には丸テーブルとチェアがあったので、“簡単な部屋食”がとてもしやすかったです。
宿泊料金

ウェルベックホテルの宿泊料金は、ロンドン中心部のホテルとしては「中価格帯〜やや高め」という印象です。
ただ、立地や快適さを考えると、個人的にはかなりバランスが良いホテルだと感じました。
宿泊料金の目安は以下の通りです。
- ハイシーズン:7〜10万円前後
- ローシーズン:3.5〜5万円前後
ロンドンは時期による価格変動がかなり大きく…
- クリスマスシーズン
- 夏休み
- イベント開催時
などは驚くほど価格が上がることがあります。
逆に、オフシーズンを狙うと「この立地でこの価格ならかなり良い」と感じるタイミングもありました。
今回はIHGポイントで宿泊
今回は、貯まっていた IHG Hotels & Resorts のポイントを利用して宿泊しました。
- 1泊目:34,000ポイント
- 2泊目:41,000ポイント
同じホテルでも日によって必要ポイント数が変動していたので、やはりロンドンは需要による価格差が大きいと感じます。
現金宿泊だと少し高く感じる日でも、ポイント宿泊だとかなり満足度が高くなることもあるので、IHG会員の方には特におすすめしたいホテルです。
メリット・デメリット

実際に宿泊してみて感じた、ウェルベックホテルのメリット・デメリットを正直にまとめます。
ロンドンはホテル代が高く、「価格・立地・快適さ」のバランスが本当に難しい都市ですが、その中でもウェルベックホテルはかなり満足度の高い滞在でした。
メリット
立地が非常に良い
これはやはり最大の魅力です。
- ボンド・ストリート駅徒歩圏
- エリザベスライン利用可能
- 空港アクセスが楽
- 観光地への移動もスムーズ
と、ロンドン観光にはかなり便利な立地。
さらに、Selfridges やMarks & Spencer なども近く、買い物にも困りません。
「ロンドンは移動だけで疲れる」とよく言われますが、このホテルはそのストレスをかなり減らしてくれました。
静かで落ち着いた雰囲気
ボンドストリート周辺というと賑やかなイメージがありますが、ホテル周辺は意外なほど静か。
夜も騒がしさを感じることが少なく、観光後にゆっくり休めました。
「ロンドン中心部なのに落ち着いている」というのは、かなり大きなメリットだと思います。
清潔感が高い
海外ホテルで気になるのが清潔感ですが、ウェルベックホテルはかなり安心感がありました。
- ベッドリネン
- バスルーム
- タオル類
どれもきちんと整えられていて、不快感を覚える場面はほとんどありませんでした。
初めてのロンドン旅行だったこともあり少し不安でしたが、結果的にはかなり快適に過ごせました。
“大人向け”の上品さがある
派手なラグジュアリーホテルではありません。
ただ…
- 落ち着いた照明
- 静かな空気感
- シンプルで上質なインテリア
など、「大人が安心して泊まれるホテル」という印象が強く残りました。
40代以降の落ち着いた旅行には、とても相性が良いと思います。
デメリット
豪華ホテルのような設備はない
プールや大規模スパ、クラブラウンジなど、“滞在そのものを楽しむラグジュアリーホテル”のような設備はありません。
そのため、「ホテルで1日ゆっくり過ごしたい」というタイプの旅には少し物足りなく感じる可能性があります。
景色は特別ではない
窓から見えるレンガ造りの街並みはロンドンらしく素敵ですが、“絶景ホテル”ではありません。
高層階から夜景を楽しむようなタイプではないため、景色重視の方は別ホテルの方が満足度が高いかもしれません。
ホテルステイ重視にはややシンプル
個人的にはとても快適でしたが、ホテルそのものを楽しみたい方には少しシンプルに感じるかもしれません。
ただ逆に…
- 観光メイン
- 外で過ごす時間が長い
- 夜は静かに休みたい
という方には、この“ちょうど良さ”がかなり心地よく感じると思います。
こんな人におすすめ
ウェルベックホテルは、特にこんな方におすすめです。
- 観光メインで、夜は静かに休みたい方
- ロンドン中心部に泊まりたいけれど、騒がしい場所は避けたい方
- 40代以上の落ち着いた大人旅
- 「ちょうどいい上質さ」を求める方
- 空港アクセスを重視したい方
- ロンドンのホテル価格に疲れている方
実際に宿泊してみて感じたのは、“派手さはないけれど、満足度が高いホテル”ということでした。
逆に、
- ラグジュアリー感重視
- ホテルステイをメインに楽しみたい
- スパやプール必須
という方は、ロンドン内の高級ホテルを検討した方が合うかもしれません。
それでも、「ロンドン観光を快適に楽しむためのホテル」として考えると、ウェルベックホテルはかなり優秀な一軒だったと思います。
まとめ

ウェルベックホテルは、ロンドン中心部という便利な立地にありながら、静かで落ち着いて過ごせる“大人向けのホテル”でした。
実際に宿泊して特に良かったのは…
- ヒースロー空港からエリザベスラインで1本
- ボンド・ストリート駅徒歩圏
- 観光にも買い物にも便利
- ロンドン中心部では比較的ゆとりのある客室
- 清潔感があり安心して滞在できる
という、「ロンドン旅行で欲しい条件」のバランスがとても良かったことです。
派手なラグジュアリーホテルではありませんが、その分、観光で疲れて帰ってきた時にホッとできる心地よさがありました。
また、ロンドンのホテルは「高い・狭い・古い」というイメージもあったのですが、ウェルベックホテルはその不安を良い意味で裏切ってくれました。
特に…
- 空港アクセスの良さ
- 静かな環境
- 快適な室温
- 使いやすい設備
は、初めてのロンドン旅には本当にありがたかったです。
結果として、今回のホテル選びは大成功だったと思います。「立地も快適さも妥協したくない」
そんな方には、ぜひ候補に入れてほしいホテルでした。

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