【仙台空港発 2泊3日弾丸大人の京都旅 3日目-①】南禅寺|ブルーボトル京都カフェ|青蓮院門跡

京都

京都旅行最終日、3日目となりました。旅の朝はやけに早起きになります。最終日の気温は31℃/21℃とまた30℃越え。本日も無理せず観光して行きたいと思います。

ホテルの朝食を終えた後に、南禅寺に朝散歩に行くことにしました。日頃の休みでは朝散歩なんてすることがないのですが、旅に行くとやりたくなることの一つです。

南禅寺

ホテルから南禅寺までは歩いて約15分です。

南禅寺は昨日訪れた天龍寺と同じ臨済宗(中国の禅宗五家の1つ)で、臨済宗の大本山となっています。

三門

境内の中に入るとまず現れるのは重要文化財になっている三門です。日本三大門の1つと言われています。(他は京都の知恩院と山梨の久遠寺だそうです。)

上層の楼や柱の太さから圧倒的な重厚感があります。夜には鬼とか天狗が住んでいそう…

こちらの三門は有料で上層の楼に登ることができます。ここの階段はとっても急なので、一段一段慎重に登ってください。スマホで撮影しながら登ると踏み外して怪我してしまいますよ~💦こんな階段おじいちゃんやおばあちゃんになったら絶対登れません。

上層の楼には定冠釈迦坐像や十六羅漢などが安置されており、22mもの高さがあるこの楼にどうやって持って聞いたんだろうと不思議でした。(吊るして上げたのでしょうか?)

歌舞伎「楼門五三桐」で有名な大泥棒石川五右衛門がここから眺めた景色を表した「絶景かな、絶景かな」という台詞が有名です。

石川五右衛門はここから桜を見てこの有名な台詞と言ったのですが、私が訪れたときは桜の時期ではなかったのですが、宿泊していたホテルや京都の街が見えました。お天気も良かったので、清々しい気分です。

三門の奥に進んでいくと法式行事や法要が行われる法堂があります。

水路閣

お寺の境内にいきなり水道橋?と思われますが、こちらの水路閣は明治時代に作られ、琵琶湖から京都市内にひかれた全長93m・幅4mの洋風アーチ型の水路です。

この赤煉瓦の水路閣が退廃的でまるでタイムスリップしたような雰囲気があるので、まさにインスタ映えです。女子たちがこぞって写真撮影しています。

天授庵

南禅寺の境内の中に天授庵という場所があります。事前に南禅寺の情報を調べていた際にこちらの庭園の美しい写真があったので、訪れました。

天授庵は南禅寺を開山した禅師をお祀りする開山塔です。こちらに入るには別料金がかかります。

本堂前庭は枯山水(水を使わず白砂や石、コケなどで水の流れや滝などを表す庭造りの手法)のお庭です。人も少ないので落ち着きます。

書院南庭にいくと池の周囲を一周しながら庭園を鑑賞する池泉廻遊式のお庭になっています。水辺の周り木々からパワーをもらえて大変心地が良い朝を迎えることができました。

ブルーボトル 京都カフェ

南禅寺からホテルに戻る道中にブルーボトルがあったので、冷たいドリンクを購入しました。

こちらのブルーボトルは築100年を超える2層構造の伝統的な京町家をリノベーションした店舗となっています。太陽の光が入る大きなガラスを使用しており、古さも残しつつ現代的な空間となっており、古いものと新しいもの融合の素晴らさを改めて感じた建物となっています。

こちらででは夫のコールドブリューと私のミントグリーンティを購入して、ホテルまでの道のりを歩きながらいただきました。

ホテルに戻ってしばし休憩を取って、他に訪れたい寺院があったので、お昼前にチェックアウトしました。

青蓮院門跡

ホテルをチェックアウトした後はずっと訪れてみたかった寺院の一つ青蓮院門跡に行きました。ホテルから青蓮院門跡までは徒歩約10分です。

青蓮院門跡は天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つで、見所は華頂殿の蓮の襖絵国宝にもなっている青不動明王画像です。

まずは華頂殿の襖絵を拝観させていただきました。60面の襖に壁面絵師の木村栄輝氏が手がけた「蓮ー青の幻想・生命礼賛・極楽浄土」が描かれています。

「青の幻想」は淡い水色の蓮が描かれています。

「生命礼賛」はエネルギッシュな真紅の蓮にカエルなどの生き物が描かれています。

「極楽浄土」は鮮やかな青・赤・黄・白で蓮の花と葉が描かれています。

それぞれの蓮の絵に美しさがあります。この襖絵は写真撮影可能です。(三脚使用は不可)襖絵のグッズもこちらの売店で販売されていました。

写真を撮影するのを忘れていましたが、華頂殿から眺める相阿弥作のお庭も優雅で素晴らしかったです。日本人よりも海外の方が多く拝観されていました。(※相阿弥…足利将軍家に仕えた絵師でもある作庭家)

次は本堂にある青不動を拝観させていただきました。

青不動は撮影禁止のため青蓮院門跡のH Pより画像を拝借しました。

こちらの青不動は日本三大不動の1つだそうです。不動明王は密教の仏で5色(青・黄・赤・白・黒)に配せられることがあり、青不動は5色の不動明王の中では最上位とのこと。

すなわちking of 不動明王ですね。確かに赤の不動明王さまを拝見する機会が多いのですが、青の方が赤よりも一線を超えた強さを感じます。炎も赤よりも青の方が熱いですもんね。

不動明王さまの前に座り、しばし見惚れてしまうくらいの威厳と荘厳さがありました。

次はタクシーに乗って圓徳院に移動します~

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