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宮城県仙台市の奥座敷、作並温泉に佇む、大人の癒し宿「ゆづくしSalon一の坊」。
今回は、2024年9月に実際に宿泊した体験をもとに、温泉・食事・施設・サービスの魅力をたっぷりとご紹介します。
中でも特筆すべきは、「オールインクルーシブ」の充実度と、自然との一体感。
日常の喧騒を忘れ、まるで自然と溶け合うような感覚に包まれる時間は、まさに至福のひとときでした。
この宿は、我が家にとって特別な思い出が積み重なる場所でもあります。
結婚記念日の月には何度も足を運んでおり、夫に「今度どこの温泉に行きたい?」と尋ねると、迷わず返ってくるのが「作並一の坊」。それほど私たち夫婦にとって、心からくつろげる“帰りたくなる宿”No.1です。
いつかここに2連泊して、何もせずに過ごす贅沢な時間を味わいたい――それが今のささやかな夢です(泣)
ホテル概要|山と呼吸を合わせる癒しの温泉宿

ゆづくしSalon一の坊は、広瀬川の清らかな渓流沿いに静かに佇む温泉宿です。
理想の日常を見つけに――
コンセプトは、「山と呼吸を合わせる宿で、“理想の日常”に出会う」
作並の自然に包まれたこの宿では、読書に没頭したり、サロンでコーヒーやクラフトビールを味わったり。
ふと湯に浸かりたくなれば、木々の香りと土のぬくもりに抱かれる露天風呂へ。
それはどれも、家でもできることかもしれません。
けれど、作並の自然と静けさの中で「今ここ」に身を委ねながら過ごす時間は、まるで日常が特別なものへと昇華するような感覚に包まれます。
「この時間がずっと続けばいいのに」と思わず願ってしまう――そんな何もしない贅沢が叶う場所です。
オールインクルーシブで心ゆくまで
ゆづくしSalon一の坊では、オールインクルーシブシステムを採用。
宿泊料金に、食事・ドリンク・サロン利用・アクティビティなどがすべて含まれており、追加料金を気にせず自由気ままに過ごすことができます。
お財布を気にせず、自然と心に集中できる贅沢なひとときを――それが、この宿の最大の魅力です。
アクセス

JR仙山線「作並駅」までは仙台駅から電車で約30分。
作並駅からは宿の無料送迎バス(予約制)があるため、車がない方でも安心してアクセスできます。

仙台駅から車で向かう場合は、国道48号線を通って40分ほどで到着。駐車場は無料です。
チェックイン&ロビー|静かに始まる“くつろぎの時間”

宿に到着すると、さっそくスタッフの方が荷物を丁寧に運んでくださいました。
この心のこもったお出迎えに、一の坊での滞在がいよいよ始まるのだとワクワクが高まります。
チェックイン

私たちは少し早めの14:30頃に到着しましたが、スタッフの方がロビーへ案内してくださり、ソファに座ってゆったりとチェックインの順番を待ちます。
ロビーは混み合うこともなく、1組ずつ丁寧に対応していただけるのが印象的でした。

ルームキーは、ありがたいことに2名分用意されており、それぞれが自由に行動できるのも便利です。

15時の入室時間までは、「くつろぎSalon」でドリンクや軽食をいただきながら過ごしました。
本や漫画も充実しており、読書に没頭するもよし、ドリンク片手にひと息つくもよし。

ちなみに、夫は早速ワインを楽しんでいたようです。
※「くつろぎSalon」については、後ほど別のセクションで詳しくご紹介します。
ロビーの印象

ロビー空間は、木の温もりに包まれた和モダンなデザイン。
中でも目を引くのが、アーティスト・木村英輝氏による「雲錦だん炉」という大きな壁画アート。
桜と紅葉が描かれたダイナミックな作品で、自然の美しさと一の坊のコンセプトが見事に調和しています。
柔らかな照明に照らされるこの空間は、旅の始まりにふさわしい静けさとぬくもりに満ちており、心をほっと落ち着かせてくれます。
15時になると、スタッフの方がひと組ずつ「お部屋にご案内できます」と声をかけてくださり、いよいよお部屋へと移動。
チェックインの流れもスムーズで、はじまりから丁寧なおもてなしを感じられた時間でした。
客室|リーズナブルに過ごせる「温泉倶楽部ツインルーム」
一の坊には、露天風呂付き客室やハンモック付きテラスのある「里山Seyryu」など、様々なタイプの客室が用意されています。

その中で今回私たちが宿泊したのは、宿泊料金が最も手頃な「温泉倶楽部 ツインルーム」です。
ツインのほかにもダブルやシングルタイプがあり、旅のスタイルに応じて選べます。
「温泉倶楽部」の客室は、お風呂なし・トイレ付きのシンプルな設計。
それでも部屋は広々としており、畳のスペースがあるため、どこかほっとする和の雰囲気に包まれています。
多少の古さやカビ臭さを感じる場面もありましたが、清掃が行き届いていて、清潔感はしっかりと保たれている印象です。


窓の外には、一の坊の施設と作並の山々の景色が広がっており、旅の情緒を引き立ててくれます。
もしより眺望を重視する方であれば、渓谷を望める「里山Seyryu」がおすすめです。
ベッドまわり

枕元にはコンセント完備で、スマホの充電をしながらベッドでゆったり過ごせます。
読書灯もあり、夜のくつろぎ時間にも便利です。
トイレ・洗面台

トイレはウォシュレット付きで快適。


洗面台にはハンドソープ、ペーパータオル、タオルハンガーが設置されており、温泉で使ったタオルを乾かすのにも便利です。


備え付けのドライヤーや歯ブラシ、コップなど、基本的なアメニティも揃っています。
室内アメニティ一
電気ケトル

冷蔵庫

中にはペットボトルのミネラルウォーターが2本用意されていました。
館内着

セパレートタイプで、少しゆったりめのサイズ感。二重ガーゼ素材で肌触りがよく、とても快適でした。
温泉バッグ


中にはフェイスタオルと靴下がセットに。
冷え性の私にとって、靴下のサービスは特にうれしいポイントでした。
なお、タオルをお風呂場で紛失してしまった際には、フロントにお願いすると快く新しいものをいただけました。
テレビ

お茶セット

緑茶ではなく、珍しくルイボスティーが用意されており、健康志向の方にもぴったりです。
無料Wi-Fi
残念ながら、私の滞在時は接続が非常に不安定で、ほとんど利用できませんでした。

総じて、シンプルながらも快適に過ごせる部屋でした。
宿の温泉やサロンでの滞在時間を重視したい方にとっては、コストを抑えながらゆったりと過ごせる良い選択だと感じました。
温泉|“自然と一体になる”贅沢な湯浴み体験
客室でひと息ついたあとは、お待ちかねの温泉へ。
「一の坊」といえば、何と言っても自然と一体になる感覚が味わえる温泉体験が最大の魅力です。
館内には、露天風呂が2カ所、内風呂が1カ所あり、それぞれ趣の異なる湯処で湯めぐりを楽しめます。
- 広瀬川源流露天風呂
- 自然風呂
- 大浴場「丸子の湯」(内風呂)
すべての温泉は、自家源泉かけ流し。体の芯までしっかりと温まる、上質な湯が堪能できます。
泉質と効能
湯は無色透明・無臭で、しっとりとした肌触りが特徴。
高い保温効果があり、湯上がり後もぽかぽかとした温かさが長く続きます。
特に気温が20℃前後の季節(春・秋)は、寒すぎず暑すぎず、露天風呂にとって最高のコンディション。
夏は汗が引きにくいため、少し過ごしづらさを感じることもあるかもしれません。
<効能>
この温泉には、以下のような幅広い効能があるとされています。
神経痛、リウマチ、高血圧、動脈硬化、不眠、便秘 など
身体の疲れだけでなく、日々のストレスもじんわりと癒してくれる、心と体に優しい湯です。
湯処へのアクセス


露天風呂のあるエリアへは、自然豊かな景色を楽しめる回廊を歩いて向かいます。
まるで森の中を散策しているような気分になれるこの道のりも、一の坊ならではの醍醐味のひとつ。


ただし、階段の上り下りややや長めの距離があるため、足腰に不安のある方にはやや負担に感じるかもしれません。

とはいえ、途中には腰掛けて休めるベンチなど休憩スペースも設けられており、無理なく移動できるよう配慮されています。
広瀬川源流露天風呂

特におすすめなのが、広瀬川源流露天風呂。
このエリアには「立ち湯」「河原の湯」「清流の湯」「眺望の湯」と、趣の異なる4つの露天風呂が設けられています。
- 「立ち湯」は深さ130cmの設計で、立ったままゆったりと湯に浸かれ、体全体が包み込まれる感覚が味わえます。
- 「河原の湯」「清流の湯」「眺望の湯」は、それぞれ湯温が39〜44度と異なり、自分好みの温度でのんびり過ごせます。
目の前には広瀬川が流れ、せせらぎの音、鳥のさえずり、風が葉を揺らす音が心を癒してくれます。
自然の香りが漂うなか、開放感に包まれた湯浴みはまさに非日常。
私が訪れたのは9月で深緑が美しい季節でしたが、紅葉の秋や雪景色の冬はまた格別だと思います。
なお、夏場は虫(アブなど)が多い可能性があるため、虫よけ対策があると安心です。
さらに、露天エリアには「よもぎのハーブミストサウナ」もあり、よもぎの漢方蒸気が体を芯から温めてくれます。発汗作用とリラクゼーション効果があり、デトックスにも最適です。
私はこの露天風呂が大好きで、チェックイン後と夕食後の2回利用しました。
特に22時前に訪れたときは、他の利用者がおらず、まるで貸し切りのような静けさ。
月明かりの下で、ただ湯に浸かるだけの贅沢なひとときを過ごせました。
自然風呂

「源流露天風呂」とは対照的に、自然風呂はこじんまりとした静かな露天風呂です。
定員は6人ほどでしょうか。満員になってしまうと、ゆったりとした雰囲気は少し損なわれてしまうかもしれません。
私が訪れたのは早朝6時過ぎ。
まだ空気がひんやりと澄んでいて、前日の雨で濡れた木々からは、土と緑の香りが一層強く漂っていました。
湯船から眺める濡れた枝葉はどこか神秘的で、自然の中にすっと溶け込んでいくような感覚になります。
お湯の温度は約40度。熱すぎずぬるすぎず、いつまでも入っていられるちょうどよさです。
朝の冷えた体がじんわりと温まり、身も心もゆっくり目覚めていく感覚がありました。
入浴時は私を含めて2人だけ。静寂の中でしばし至福の時間を楽しめましたが、10分も経たないうちに続々と他の宿泊客が訪れ始めたため、私は静かに湯を後にしました。
やはり、早朝の時間帯こそが、自然風呂の真の魅力を味わえるベストタイミングかもしれません。
露天風呂を訪れる際の注意点
露天風呂を快適に楽しむために、事前に以下の点をご確認ください。

- 貴重品は入口の「貴重品ロッカー」へ
脱衣所には鍵付きロッカーがありませんので、財布やスマートフォンなどの貴重品は、露天風呂入口付近に設置された専用ロッカーに預けましょう。 - シャンプー・ボディソープの利用は不可
露天風呂は眺望と癒しを楽しむ湯あみ処となっており、洗髪や身体を洗う行為はできません。洗い場を利用したい方は、大浴場「丸子の湯」へどうぞ。 - バスタオルは事前に準備を
露天風呂エリアにはバスタオルの備え付けがありません。ご利用の際は、大浴場前のタオルコーナーでバスタオルをピックアップしてから向かうのがおすすめです。
大浴場「丸子の湯」

木のぬくもりに包まれる大浴場丸子の湯は、広々とした空間が心地よく、窓から自然光が差し込む開放感あふれる内風呂です。
内湯のため、ゆっくりとシャンプーや身体を洗うことができ、滞在中のリフレッシュに最適です。

浴場の入り口には、各種アメニティやバスタオルが常備されており、手ぶらでも気軽に利用できるのが嬉しいポイント。
脱衣所には使いやすいドライヤーやヘアアイロンも備えられており、湯上がり後の身支度も快適に整えられます。
食事|SAKURA Diningで味わう、旬と彩りのビュッフェ

夕食も朝食も、3階にある「SAKURA Dining」でいただきました。


こちらのダイニングでは、コース料理のように美しく仕立てられた一皿一皿を、ビュッフェスタイルで好きな順に、好きなだけ楽しめるという贅沢な食事体験ができます。
料理には地元・宮城の旬の食材がふんだんに使われており、見た目の美しさと繊細な味わいに感動しました。
どの料理も丁寧に作られていて、とても美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいそうになります。
ここでは、私が実際にいただいたメニューをご紹介します。
【夕食メニュー 一例】
前菜:蛸と茸のブルゴーニュ風 / 自家製ピクルス / 鴨のロースト ベリーソース

お造り:仙台市場直送 鮮魚のお造り

お凌ぎ:宮城県近海の鮮魚を使った握り寿司と旬の一品

料理長の季節の一皿:どろ湯葉茸掛け / かぼちゃの冷製スープ / 里芋饅頭



焼き物:<炭焼き>仙台名物 熟成厚切り牛たん

焼き物:<鉄板焼き>仙台牛と季節の野菜 ~2種のソース食べ比べ~

揚げ物:海老と季節野菜の天ぷら

お食事:冷やし茗荷温麺

デザート:焼き立てりんごパイとミルクアイス / ババロア / フルーツケーキ / 旬のフルーツ盛り合わせ

ドリンク
ビール / 作並ハイボール / 一の坊×一ノ蔵オリジナル純米吟醸「ichi」 / ソフトドリンク各種
【朝食メニュー 一例】
料理長のおすすめ:竹鶏たまごの出汁巻き卵

料理長のおすすめ:宮城サーモンの胡麻茶漬け

鉄板コーナー:焼き立てフレンチトースト / バジルソーセージ / さつま芋ハニーバター

スープ:冷製コーンスープ

焼き物:塩鮭 / 焼き椎茸

ごはんのおとも:朝顔菜のお浸し / 一の坊オリジナル「牛たんのやわらか煮」 / 蕨の田舎煮 / 牛筋の煮込み

ごはん・味噌汁:釜炊きの登米産 一の坊オリジナル米「穂のいち」 / 具だくさんのお味噌汁

朝も夜もどの料理からも“地元のおもてなし”を感じられる温かさがあり、心から満たされました。
食事だけでも訪れる価値があると感じたほどです。
館内施設
くつろぎサロン|心も満たされる贅沢なリビング空間
「くつろぎサロン」は、滞在中に何度も訪れたくなる、まるで高級ホテルのラウンジと自宅の居間を掛け合わせたような心地よい空間です。
ここでは、時間帯ごとに変わる軽食やドリンクをいただきながら、ライブラリーにある本を読んだり、オセロ・チェス・囲碁・将棋といったボードゲームを自由に楽しめます。

なかでも私のお気に入りはライブラリーコーナー。


漫画や雑誌、旅に関するエッセイや写真集までそろっていて、どれもセンス良くセレクトされています。
「こんなスペースが家にあったらいいのに…」と思わずにはいられないほど、落ち着く場所でした。

大きな窓からは、作並の四季折々の自然と水鏡の庭が一望でき、季節の風景とともにいただくお気に入りのドリンク、そして一冊の本。

そんな何気ないひとときが、まるで宝物のような「至福の時間」に感じられます。
時間帯ごとのサービス内容
▶ ごごcafé(15:00〜)








午後のゆったりとした時間にぴったりな、こだわりのドリンクと軽やかなスナックが揃います。
▶ Nightサロン(19:00〜22:00/※提供は21:30まで)

夜の帳が降りた頃、静かに過ごす大人の時間にぴったりのサービス。
▶ あさcafé(7:00〜11:00)


朝の目覚めにぴったりな、軽やかなドリンク・お菓子と空間。
何度訪れても、そのたびに違う表情を見せてくれる「くつろぎサロン」。
チェックインからチェックアウトまで、滞在全体を優しく包み込んでくれるような、癒しの拠点でした。
山の饅頭屋|午後のおやつ時間(15:30〜17:00)
「山の饅頭屋」では、15:30〜17:00の時間帯限定で提供されるおやつタイムが楽しめます。

私が訪れた日は、クリームずんだあんみつが提供されており、食べてみたかったのですが夕食をベストコンディションで堪能したかったため、今回はぐっとこらえて見送ることに。
次回訪れる際は、ぜひお腹に余裕を持たせて、この時間限定の甘味も楽しみたいと思います。
ゆあがりDaicon茶屋|湯上がりのひととき(15:00〜17:00)

「ゆあがりDaicon茶屋」は、広瀬川源流露天風呂のすぐ近くにある、湯上がりの身体をそっと癒してくれるお茶処です。
15:00〜17:00の間、湯上がりのドリンクや季節のおやつをいただくことができます。

私が訪れたときは、湯上がりの体に優しい麦茶を一杯いただきました。
やかんで提供される素朴な麦茶は、どこか懐かしさを感じる味わいで、温泉で火照った身体にじんわりと染み渡りました。
華やかさはないけれど、温かみと心配りが感じられる、静かな癒しの場所です。
セレクトSHOP山の色|湯上がりのひととき(15:00〜17:00)

「セレクトSHOP 山の色」では、一の坊オリジナル商品や、センスの良い雑貨やお土産が並んでいます。
自然や作並の季節感を感じさせるアイテムが揃い、見ているだけでも心が和みます。
滞在中に着ていた館内着(セパレートタイプの二重ガーゼ)もこちらで購入可能。
着心地の良さに感動して、思わずお土産に選ぶ方も多いようです。
旅の記憶をそっと持ち帰るのにぴったりな、心に残るアイテムとの出会いがあるかもしれません。
イベント・アクティビティ
COFFEE LIVE/ゆ座コンサート|音と香りに包まれる夜のひととき

毎晩20:00〜20:30、ロビーでは「COFFEE LIVE」または「ゆ座コンサート」が開催されます。
私が訪れた日は「COFFEE LIVE」の日。

静かに流れるレコードの音色をBGMに、贅沢な夜の時間が始まります。


この時間には、サイフォンで丁寧に淹れた本格コーヒーや、地元・ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所のウイスキーをロックで楽しむことができます。
音楽と香り、そしてお酒やコーヒー。五感を満たしてくれる、大人のための癒しの時間です。
もう一つの「ゆ座コンサート」では、アーティストを招いての生演奏によるミニコンサートが開催されるとのこと。
日替わりで異なる内容が楽しめるのも、一の坊ならではの魅力です。

どちらも、1日の締めくくりにふさわしい、静かで贅沢なひとときを味わえるおすすめのイベントです。
作並おさんぽ隊|自然と文化にふれる朝の里山散歩

毎朝8:55に出発する「作並おさんぽ隊」は、作並の自然と文化を体感できる無料の朝のお散歩イベント。予約不要で、当日集合場所に向かうだけで気軽に参加できます。
所要時間は20〜40分。参加者の体力や希望に合わせて、2つのコースが用意されています。
難易度 | 所要時間 | コース | |
お散歩コース | ★ | 往復約20分 | ①回文の里 → ②湯神神社 → ③平賀こけし店 |
二ツ岩チャレンジコース | ★★★ | 往復約40分 | ①回文の里 → ②湯神神社 → ③二ツ岩 → ④平賀こけし店 |
今回二ツ岩チャレンジコースに参加してきました。


この日、集合場所に向かうと我が家を含め約10名が参加。

まずは「回文の里」の石碑へ。
作並は「さくなみ」という地名が“みな草(みなくさ)”のように読めることから、地元で回文文化を発信する「回文の里」として親しまれています。

続いて訪れたのは湯神神社。
岩松旅館のお湯の神様が祀られており、白蛇信仰に基づく縁結び・子宝・商売繁盛・無病息災のご利益があるとされる、静かで荘厳な神社です。

そこから山道を10分ほど進むと、知る人ぞ知るパワースポット二ツ岩に到着。

ふたつの岩が寄り添うように並ぶ姿から「夫婦岩」とも呼ばれ、角度によってはハート型に見える岩が印象的です。

最後は、平賀こけし店に立ち寄り、伝統工芸「作並こけし」の見学と購入も楽しめました。

約40分で宿に戻るこのミニツアーは、朝から体を動かしながらマイナスイオンをたっぷり浴びられる、心も体もリフレッシュできるアクティビティでした。
費用|オールインクルーシブで安心の滞在
ゆづくしSalon一の坊は、食事・ドリンク・アクティビティなどすべてが宿泊料金に含まれる“オールインクルーシブ”スタイル。滞在中はお財布を気にすることなく、心ゆくまでサービスを楽しめます。
宿泊料金の目安(1泊2食付き・税込)
1名あたり | 2名1室利用時 合計 | |
温泉倶楽部 (スタンダード客室・風呂なし) | 約25,000〜30,000円 | 約50,000〜60,000円 |
里山Seyryu (ハンモックテラス・露天風呂付きなど) | 約35,000〜55,000円 | 合計:約70,000〜110,000円 |
「露天風呂付き」や「サウナスイート」など、ワンランク上の客室タイプを選ぶと、その分価格も上がります。
実際に宿泊したときの費用
私が宿泊したのは9月の連休明け、1泊2日・2名利用で、料金は合計36,954円(税込)でした。
相場よりもかなりお得に宿泊できて、とてもラッキーな体験となりました。
連休直後は比較的予約が落ち着くため、料金が下がりやすい“狙い目”の時期です。
予算を抑えたい方にはおすすめのタイミングかもしれません。
宿泊料金は季節・曜日・予約時期によって変動するため、最新の情報は公式サイトや宿泊予約サイトでの確認をおすすめします。
予約方法|料金比較でお得に予約するコツ
「公式サイトが一番安い」と思いがちですが、実際には予約サイトによって料金に差があることも多いため、まずはGoogleで複数の宿泊サイトを比較するのがおすすめです。
今回の宿泊は、最も安かった「Yahoo!トラベル」から予約しました。最近は国内のホテル予約において、Yahoo!トラベルがポイント還元やキャンペーン適用で最安値になることが多く、私自身も利用する機会が増えています。
もちろん、時期やプランによって最安のサイトは変わるので、やはり毎回しっかりと料金を比較することが大切ですね。
まとめ|「作並一の坊」は、心と体をととのえる極上の温泉宿

忙しい日常を少しだけ離れて、自分自身と向き合う時間を持ちたいとき。
「ゆづくしSalon一の坊」は、そんな想いにそっと寄り添ってくれる場所です。
温泉、食事、空間、そしておもてなし──
すべてに心地よさと上質さが詰まったこの宿では、“何もしない贅沢”を存分に味わうことができます。
作並の豊かな自然に包まれながら、心と体をじんわりと整えるひととき。
きっとあなたにも、かけがえのない癒しの時間が訪れるはずです。
ぜひ一度、作並一の坊でその心地よさを体験してみてください。
こんな人におすすめ
- 贅沢な時間を過ごしたい人
- オールインクルーシブのホテルに泊まりたい人
- 温泉を楽しみたい人
- 記念日旅行におすすめ
ゆづくしSalon一の坊
- 所在地:宮城県仙台市青葉区作並字長原3
- 電話番号:0570-05-3973
- 公式サイト:https://www.ichinobo.com/sakunami
※本記事の内容は、2024年9月時点の情報に基づいています。最新の情報は、公式サイト等でご確認ください。
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