「大英博物館って、全部回るのに3日かかるらしい…」
そんな情報を見て、最初は完全に怯えていました。
でも今回のロンドン旅、かなりの弾丸スケジュール。
午前中はウェストミンスター寺院を“1時間エクストリーム見学”し、その日の夜にはイギリス出国という、なかなか攻めた旅程です。
つまり――
大英博物館に使える時間は、たったの2時間(120分)!!
いや、短っ。

普通なら厳しいと思うのですが、今回は事前にChatGPTに相談し、
「2時間しかないなら、どの展示を優先すべきか?」
を徹底的に作戦会議。
- ロゼッタ・ストーン
- パルテノン神殿
- ラムセス2世
- モアイ像
- ルイスのチェス駒
など、“絶対見るべき展示”を事前に絞り込みました。
全部を見るのではなく、
「限られた時間で満足度を最大化する」
という、大人の弾丸旅スタイルです。
結果から言うと――
めちゃくちゃ満足しました。
大英博物館の予約方法・基本情報
入館料
大英博物館の常設展は無料で見学できます。
「こんな世界的博物館が無料でいいんですか???」
と、ちょっと意味がわからなくなるレベル。
ロンドン、文化への本気度がすごい。
ただし今回私たちは、展示をより深く楽しみたかったため、館内のオーディオアプリを利用しました。

料金は1人6ポンド。


自分のスマホにアプリをダウンロードし、展示品の番号を入力すると、

- 日本語の音声ガイド
- 日本語のテキスト解説
を見ることができます。
展示の背景を知ると、感動がかなり変わるので個人的には利用して良かったです。
特にロゼッタ・ストーンやパルテノン神殿など、有名展示の理解がかなり深まりました。
ちなみに、音声説明を聞きたい方はイヤホン必須です。
私たちは持参していたので問題ありませんでしたが、忘れると館内でちょっと困るかもしれません。
予約は必要?

予約は大英博物館の公式HPから出来ます。

英語のサイトですが、Googleで翻訳できるので、簡単に時間を指定予約することが出来ます。
大英博物館は常設展を無料で見学できますが、予約優先制となっています。
予約なしでも入館できる場合はあるようですが、時期や時間帯によっては混雑することもあるため、心配な方は事前予約がおすすめです。
実際、私も事前にネットで
- 「大行列だった」
- 「かなり並んだ」
- 「朝イチ推奨」
という情報を見ていたため、事前予約をして訪れました。
注意点

大英博物館、めちゃくちゃ広いです。
本気で全部見ようとすると、たぶん体力が消えます。
特に弾丸旅の人は、
「絶対見たいものを先に決める」
のがおすすめです。
11:30 大英博物館到着|拍子抜けするほど入場がスムーズだった

事前にネットでは、
- 「予約しても大行列」
- 「かなり並ぶ」
- 「朝イチ推奨」
などの情報を見ていたため、時間が限られている私はかなり警戒していました。
しかし実際は、待ち時間ほぼなし。
しかも、予約時間より1時間も早く到着したのですが、問題なく入場することができました。
入場前には手荷物検査があります。
とはいえ、空港のような厳重なものではなく、私たちの時はバッグを軽く開けて確認する程度。
しかも係員の方に、
「Excellent!」
とお褒めの言葉までいただき、夫婦そろってちょっと嬉しくなるという(笑)
手荷物検査も爆速で終了し、あっという間に館内へ入ることができました。
「ネット情報にビビりすぎなくて良かった……。」

館内に入ると、目の前にはあの有名なグレートコート。
ガラス張りの大屋根から光が差し込む、開放感あふれる空間です。

中央には、かつて大英図書館の閲覧室として使われていた円形のリーディングルームがあります。
写真で何度も見ていたはずなのに、実物はスケール感がまるで違いました。
「うわぁ……本当に来ちゃったんだ。」
教科書で見た大英博物館にいる実感が、ここで一気に押し寄せてきます。
11:55 ロンドンの物価に震える|軽食なのに5,000円だった話
実はこの日、午前中に訪れたウェストミンスター寺院を超高速で見学したことで、少し時間に余裕ができていました。
「これはお昼食べられるね!」

ということで、館内で軽くランチ休憩。
しかしここで、ロンドンの洗礼を受けます。
注文したのは、

- ドリンク
- パンオショコラ
- サンドイッチ
以上。
“軽食”です。
それなのに、お会計は……
約5,000円。
…………。
いや待って???
私、コース料理とか頼みました???
日本だったら、「ちょっと良いランチ」どころか、「かなり満足度高い定食+カフェ」くらいいけそうな価格です。
ロンドンの物価と円安が恐ろしすぎる。
でも逆に、
「これも海外旅行のリアルだよなぁ…」
とも思いました。
お財布には優しくないですが、ある意味一生忘れられないランチになりました。
12:15 ロゼッタ・ストーンに感動した直後、夫が消えた
ランチ後、いよいよ本格的に展示巡りスタート。

まず向かったのは、イースター島のモアイ像。
モアイ像は、南太平洋のイースター島で作られた巨大石像。
祖先崇拝や守護の意味があると考えられているそうです。
写真で見るより圧がすごくて、
「思ったより大きい……!」
と、思わず立ち止まってしまいました。
そして、その流れで大英博物館の最大の見どころのひとつロゼッタ・ストーンへ。

歴史の授業で絶対見たやつ。
古代エジプト文字を解読する鍵になった超重要な石碑です。
同じ内容が、
- 神聖文字(ヒエログリフ)
- 民衆文字
- 古代ギリシャ語
の3種類で刻まれていたことで、長年解読できなかったヒエログリフが読めるようになったそう。

実物を前にすると、
「本当に本物なんだ……」
という感動がすごかった。

歴史の教科書で見ていたものが、急に“現実”になる瞬間。
旅って、この感覚がたまらないんですよね。
しかし。
そんな感動の直後、夫がひと言。
「ちょっとトイレ行ってくる。」
――ここから、まさかの40分間別行動が始まります。
12:20 妻、単独行動開始|15分でお宝を爆速回収
最初はすぐ戻ると思っていました。
でも、待てど暮らせど戻ってこない。
5分経過。
10分経過。
15分経過。
……いや長くない???
しかしこちらも弾丸旅。
時間は有限です。
ここで私は吹っ切れました。
「もう知らん!!私は私で見たいものを見る!」
ということで、単独エクストリーム見学スタート。
事前にChatGPTに教えてもらった“絶対見るべき展示リスト”を片手に、館内を猛追します。

まずはアメンホテプ3世。
アメンホテプ3世は、古代エジプトが最も繁栄した時代を築いた王のひとり。
巨大な石像は迫力満点で、
「エジプト文明はダイナミックで素晴らしい!」

続いてラムセス2世。
“最強のファラオ”とも呼ばれる超有名な王。
数々の神殿や巨大建築を残したことで知られています。
この像、存在感がすごい。
「今度はエジプトに行ってみたい!!」
って思いました。

さらに、ゲイヤー・アンダーソンの猫。
古代エジプトでは猫は神聖な存在。
この青銅の猫像は、大英博物館でも特に人気の高い展示だそうです。
シュッとしていて、神々しい。
猫なのにオーラがすごい。

そして書記坐像。
こちらは、文字を書く役人の像。
古代エジプトでは“文字を書ける”というだけで超エリートだったそうです。
妙にリアルな目力が印象的で、
「教科書の人だーーー!!!」
って、ひとりでテンション上がっていました。
完全に“大人の修学旅行”。
12:30 人頭有翼獅子像とパルテノン神殿|スケール感がバグっている

続いて向かったのが、人頭有翼獅子像。
これは古代アッシリア帝国の宮殿を守っていた守護像。
“ラマッス”と呼ばれ、
- 人の頭
- 鳥の翼
- ライオンの体
を持っています。
いや、デカすぎる。
「これどうやって運んだの???」
というサイズ感。
古代文明、スケール感が現代人の想像を超えてきます。

そして次に向かったのが、パルテノン神殿彫刻群。
ギリシャ・アテネにあるパルテノン神殿を飾っていた彫刻群で、“エルギン・マーブル”としても有名です。


筋肉や動きの表現が本当に美しい。
展示室に入った瞬間、空気が変わりました。
静かなのに、圧倒される。
しかもこの時点で、夫はまだ帰ってこない…
いやもう、どこのトイレ探してるの???
まさかのトラブルに巻き込まれたの??
12:55 LEVEL3でようやく合流|夫は綺麗なトイレを探していた…
さすがに心配になってTEL。
すると、ようやく夫と連絡がつながりました。
「今どこ?」
と聞くと、
「LEVEL3にいる。」
……どこ???
急いでLEVEL3へ向かうと、ようやく夫を発見。
そして聞かされた真相。
「地上階のトイレが汚くて、別の綺麗なトイレ探してた。」
……なるほど。
日本のピカピカトイレに慣れていると、海外のトイレ事情って結構ハードモードなんですよね。
しかも大英博物館、広い。
綺麗なトイレを求めて上の階まで探し回った結果、かなりヘトヘトになっていました。
40代夫婦、ロンドンで何やってるんだろう。
でも、こういう“しょうもない思い出”が、あとから一番笑えるんですよね。
気を取り直して、エジプト展示エリアを見学します。

ちなみにミイラ展示は、想像以上に見応えがありました。

古代エジプトでは、死後の世界でも魂が生き続けると考えられていたため、遺体をミイラとして保存していたそうです。
そして、ここで個人的にかなり気になったのが、とある棺の肖像画。

……めちゃくちゃ阿部寛に似てる。
「こんな古代に阿部寛のそっくりさんがいたなんて……。」
テルマエ・ロマエのキャスティングに納得です(笑)
こういう“教科書では伝わらない発見”があるのも、実物を見る面白さなのかもしれません。

さらに、こちらには猫のミイラまで展示されていました。
「猫までミイラにするんだ……」
と、地味に衝撃。
古代エジプトでは猫は神聖な存在だったため、大切に扱われていたそうです。
愛嬌のある表情の猫ミイラもあり、数千年前の歴史が少し身近に感じられました。
13:10 サットン・フーとルイスのチェス駒|最後のスパート
大英博物館見学も、いよいよラストスパート。
まずはサットン・フーの出土品へ。
サットン・フーは、イギリスで発見された7世紀頃の豪華な船葬墓。

出土した兜は特に有名で、「イギリス版ツタンカーメン」とも呼ばれているそうです。

そして最後は、ルイスのチェス駒。
12世紀頃に作られたチェスの駒で、スコットランド沖のルイス島で発見されたそうです。
ハリーポッターの“魔法使いのチェス”のモデルとしても有名。
ハリー・ポッターが大好きなので、
「ついに本物を見られた……!」
と、ちょっと感動。
映画のシーンを思い出しながら見ていました。
表情も独特で、ちょっと怖いのにどこか愛嬌があるんですよね。
気づけば13:30。
ランチ込み、激動の2時間が終了しました。
まとめ|ランチ込み2時間でも、大英博物館はちゃんと楽しめた

正直、大英博物館をランチ込み2時間で回るなんて、最初はかなり無謀だと思っていました。
「広すぎて3日かかる」
なんて情報も見ていたので、
“2時間でどこまで満足できるんだろう……”
と少し不安だったのも本音です。
でも実際は、
「全部見ない」
と決めたことで、むしろ満足度はかなり高くなりました。
今回特に感じたのは、
- 事前に見る展示を絞ること
- “自分が本当に見たいもの”を優先すること
- そして、トイレは早めに済ませること(笑)
の大切さ。
実際、事前にChatGPTで見どころを整理しておいたおかげで、
- 「何見よう?」
- 「次どこ行く?」
- 「時間足りない!」
という無駄な時間がかなり減りました。
広すぎる大英博物館だからこそ、
「全部見る」ではなく、“自分の満足度を最大化する”
という考え方が、今回の旅にはぴったりだった気がします。
ロゼッタ・ストーンに感動したり、
パルテノン神殿のスケールに圧倒されたり、
阿部寛そっくりの棺に笑ったり。
夫は綺麗なトイレを探して館内を彷徨っていましたが、それも含めて忘れられない思い出になりました。
あと、大英博物館は無料だからこそ、
「今日は2時間だけ」
「次回は別エリアをじっくり」
という贅沢な楽しみ方ができるのも魅力だと思います。
全部制覇しなくてもいい。
“自分にとって最高の2時間”を過ごせれば、それだけで旅は大成功。
そんな“大人の弾丸ロンドン旅”も、かなり楽しかったです。

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