初めてのヨーロッパ旅行中の移動って、順調にいっていると思いきや、なんだかんだで色々あります(笑)
今回のロンドン→マドリード移動も、まさにそれでした。
もともとはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)で移動する予定だったのですが、楽しみにしていた現地サッカーの試合時間が急遽変更。
そこから…
- 飛行機の変更
- ホテルの変更
- 座席バラバラ事件
- AI英語での交渉
- 保安検査場で私の荷物だけ別レーン送り
- なぜかとある席に
という、感情が忙しすぎるフライトになりました。
特に今回は…
- 海外サッカー観戦ならではの日程変更トラブル
- 変更可能チケットの大切さ
- AIを使った英語交渉
- イベリア航空の座席事情
- 非常口座席で起きた爆笑ハプニング
など、これからヨーロッパ旅行や海外サッカー観戦を予定している方にも参考になる体験だったと思います。
今回は、そんなイベリア航空のロンドン→マドリード路線搭乗記を、実際のハプニングも交えながらまとめていきます。
イベリア航空に乗ることになった経緯|すべてはサッカー日程変更から始まった
今回のヨーロッパ旅。
もともとはロンドン滞在後、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)でマドリードへ向かう予定でした。
ANAのSFC会員なので、できればスターアライアンス系列の航空会社に乗りたい派の私たち。
ただ、イギリスのナショナルフラッグキャリアといえば、やはりブリティッシュ・エアウェイズ。

今回は初めて、ワンワールド系の航空会社を利用することになりました。
しかしここで、海外サッカー観戦あるあるの“洗礼”を受けます。
試合日程、急に変わる問題
現地で観戦予定だったサッカーの試合日程が、まさかの前倒し。
夫が確か、サッカーのチケットを予約した時に言っていたんです。
「ラ・リーガって、急に試合日程変わることあるんだよね〜」
……。
まさか本当に夫の予言通りになるなんて。
やめてくれーーー!!!
ヨーロッパサッカーって、テレビ放映やチャンピオンズリーグなどの都合で試合日程やキックオフ時間が変更されることが普通にあるんですよね。
日本にいる感覚だと、理解できず。
そこから…
- 航空券変更
- ホテル変更
- ロンドン観光スケジュール変更
と、一気に旅程の組み直しが始まりました。
完全に脳内パニック。
ちなみに私だけパニックで、サッカーを見たいといったいる夫は平然としています。(怒)
変更可能チケットに救われた

ここで本当に助かったのが、ブリティッシュ・エアウェイズは手数料と航空券の差額を払えば、日程が変更できたこと。
もし変更不可のチケットだったら、航空券代が丸ごと消えていました。
安くマドリードに行くのにLCCも考えていたのですが、初めてのヨーロッパ旅。
何があるかわからない。
何かあったときにサポートがあついレガシーの航空会社にしておいた方が良いのではないと思い、今回はブリティッシュ・エアウェイズにしていました。
追加料金は、約30,620円。
しかも、もともと往復2人分で約62,000円で予約していたんです。
つまり、「ほぼ片道分追加」みたいな感覚。
普通に痛い
かなり痛い!!
でも、“全部買い直し”にならなかっただけでも本当に救いでした。
海外で、
- サッカー観戦
- コンサート
- スポーツイベント
- ストライキが多い地域への旅行
などを予定している人は、「変更可能チケット」かどうか確認しておくことが大事です。
特にヨーロッパは、日本よりも“予定変更耐性”が必要だと実感しました。
時間的にベストだったのがイベリア航空

急遽いろいろ検索した結果、ロンドンでの観光時間も見直すことになり、時間・日程的に一番都合が良かったのがスペインのフラッグキャリア「イベリア航空」でした。
正直、この時はまだ、
「まぁヨーロッパ域内移動だし、普通のフライトでしょ」
くらいに思っていました。
でも結果的にこのフライトが、“英語ペラペラ認定されてとある座席に座る”という、忘れられない搭乗体験へと繋がっていくことになります。
オンラインチェックイン(座席指定)|ChatGPTで“英語できる人風”の英文を準備
今回、航空券代を少しでも安く済ませたかったので、事前の座席指定はしませんでした。
日本の航空会社と同じ感覚で、
「レガシーキャリアなんだし、オンラインチェックインの時に指定すれば、まぁ無料で夫と並び席くらい取れるでしょ!」
……と思っていたんです。
甘かった。
オンラインチェックイン、まさかの“全部有料”

オンラインチェックイン画面を開いてみると、表示はスペイン語。
なんとなく雰囲気ではわかるけれど、細かいところがよくわからない。

そこでスクリーンショットを撮って、ChatGPTにそのまま投げてみました。
すると、
「そのまま進むと座席指定料金が発生する可能性があります」
との回答。
どうやら、基本的に事前の座席指定はすべて有料らしい。
ヨーロッパの航空会社は、レガシーキャリアでもLCCのように座席指定が有料なことが多い、というのはなんとなく知っていました。
でも、オンラインチェックイン時でも有料になるとは思っていませんでした。
“無料の自動割り当て”に賭ける
ここでケチった私は、無料の自動割り当てに賭けることに。
そして案の定、座席は見事にバラバラ。
そこで私は、
「当日カウンターで並び席にしてもらえるよう交渉しよう!」
と決意します。
ただ、そのためには当然、英語で話さなければならない。
AIに“英語できる人風”の英文を作ってもらう

そこで私はChatGPTに相談。
という内容を、空港で自然に伝えられる英文を作ってもらいました。
すると完成したのが、妙に“英語できる人感”がある。
「これ、ちゃんとスラスラ読めるかな……」
と思いながら、何度か小声で練習。
そしてスクリーンショットを、お守りのようにスマホへ保存しました。
こうして私は、AIという文明の力を携えながら、ヒースロー空港へ向かったのでした。
ヒースロー空港T5でチェックイン
イベリア航空は、ヒースロー空港 ターミナル5でチェックインします。

今回私たちは、ホテル近くのボンド・ストリート駅からエリザベスラインに乗ってヒースロー空港へ向かったのですが、実はターミナル5へは直通では行けません。
そのため、一度ターミナル2方面で乗り換えて、ターミナル5へ向かいました。
ロンドン中心部からヒースロー空港へのアクセスは本当に便利でしたが、ターミナルによって動線が違うので、初めて利用する人は少し注意が必要かもしれません。
ターミナル5=ほぼブリティッシュ・エアウェイズの世界

ターミナル5に到着すると、そこはもう完全にブリティッシュ・エアウェイズ王国。
ブリティッシュ・エアウェイズがイギリスのフラッグキャリアなんだと、空港にいるだけで実感します。

日本ではなかなか見かけない就航地の都市名も多く、「ここから世界中に飛んでいくんだなぁ」と、飛行機好きとしてかなりテンションが上がりました。
そんな中、奥の方にひっそりとイベリア航空の有人カウンターがあります。
最近は自動チェックイン機が主流になっているので、
「もしスタッフさんがいなかったらどうしよう……」
と少し不安だったのですが、ちゃんと有人カウンターがあり一安心。
AI英文、いざ実戦投入
そして。
いよいよ、24時間前から不安だった“座席バラバラ問題”を解決する時がきました。
ドキドキしながらスクリーンショットしていたChatGPTに作ってもらった英文をそのまま実戦投入。
すると係員さん。
こちらの話を聞いたあと、特に深い説明もなく、
カタカタカタ……
「OK」
という感じで、とても自然に対応。

そして、隣同士の席、無事確保。
やったーーー!!!
AI英語、優秀すぎ問題
……ただし。
この時の私は、まだ重大なことに気づいていませんでした。
たぶん係員さん。
「このアジア人、英語ペラペラだな」
と思ったんですよね。
文章、めちゃくちゃ自然だったし。
結果私たちは、“ある席”をアサインされることになります。
【手荷物検査】世界一厳しい?ヒースロー空港の保安検査で別レーンへ!容疑者はまさかの…
無事、隣同士の座席を確保することができて、一安心の私たち。
……と思ったのも束の間。
次に待っていたのは、ヒースロー空港の本気。
そう。
保安検査です。
夫の荷物は通過。私の荷物だけ別レーンへ。

自分では海外旅行には慣れている方だと思っていたので、液体類やガジェット類もかなり気をつけていました。
そして迎えたX線検査。
夫の荷物。
スーッ。
終了。
一方、私のリュック。
……別レーンへ。
え?????
脳内パニック「リファのヘアアイロン終わった!?」
(心の声:え!?!?!?)
(心の声:なに!?!?)
(心の声:リファのヘアアイロン!?)
(心の声:バッテリー系ダメだった!?)
(心の声:え、没収!?!?!?)

実はこの時、日本から持参していたリファのコードレスヘアアイロンをリュックに入れていたんです。
海外旅行って、ヘアアイロンのバッテリー規制とか微妙にややこしいですよね。
だから私はもう完全に、没収を覚悟していました。
旅行前にせっかく買ったばかりだったのにーーー!!!
検査、めちゃくちゃ本格的
そこから始まる、ヒースロー空港の本気検査。
私のリュックは再びX線へ。
さらに係員さんがリュックの中を開け、何かを取り出して、リトマス試験紙のようなもので拭き取り始めます。
(心の声:え、なんの検査!?!?)
めちゃくちゃ真剣。
怖い…。
なんとターゲットは“100均のマッサージボール”
そして数分後。
検査官が取り出した“問題のブツ”。
それがこちら。

100均のマッサージボール。
……。
え???
これ???
どうやら、
- 球体
- 中身が詰まっている
- X線でちょっと怪しく見える
という条件が揃い、“謎の物体”判定されたようです。
無罪放免。でも心臓は限界。
検査が終わると、係員さんが
「OK!」
という感じで返却。
無罪放免。
助かった……。
本当に助かった……。
リファのヘアアイロン没収されなくて(笑)
でも冷静になると、
「なんで100均のマッサージボールで、こんなに緊張しないといけないんだろう」
と、逆にちょっと笑えてきました。
夫、遠くで「ふーん」
その頃、遠くでは夫が、
「ふーん」
みたいな顔でこちらを見ていました。
たぶん、
「また何かやってんな〜」
くらいに思っていたんだと思います。
いや、もう少し心配してくれてもいいのでは???
ヒースロー空港、やっぱり厳しい
今回実際に体験して思ったのですが、ヒースロー空港の保安検査はかなり厳しめです。
まさか100均のマッサージボールで別レーン送りになるとは思いませんでした。
ちなみにこのボール。
実は、日本へ帰る飛行機の時も引っかかって別レーン送りになりました。
完全に前科持ち。
でも、長距離フライトって、このボールでマッサージするかしないかで疲労感がかなり違うんですよね。
なので私はきっとこれからも、別レーン送りになる覚悟で、この100均マッサージボールを海外へ連れて行くと思います。
機内の様子|「なんか足元広くない?」から始まる緊張感
ヒースロー空港のターミナル5は、とにかく広い。

ハロッズをはじめ、イギリスブランドのお店もたくさん並んでいて、空港好き・旅好きとしては歩いているだけでも楽しい空間でした。

ターミナル5から見える飛行機もブリティッシュ・エアウェイズだらけです。
ただ、ターミナル5は旅行客がとても多く、空いている座席を探すのも一苦労。

やっと見つけた席に座り、ようやく一息つきます。
そして、そろそろ搭乗時間。

今回のイベリア航空は沖止めだったため、バスで飛行機まで移動しました。
初めてのイベリア航空へ搭乗

初めて乗るワンワールド系の航空会社。
「どんな感じなんだろう?」
と少しワクワクしながら機内へ向かいます。

そして座席へ着いた瞬間、まず感じたのが、
「……なんか足元広くない?」
ということ。
かなりゆったりしています。

いつものように前の座席の下へ荷物を入れていたところ、CAさんがやってきて、
「そこには荷物を置けません」
というようなことを英語で伝えてきました。
(心の声:え???)
そこでようやく気づきます。
私たち、非常口座席に座っていました。
非常口座席=英語が理解できる前提

非常口座席は、足元が広く快適な反面、
- 緊急時の補助を行えること
- 英語などで説明を理解できること
- ドア操作を手伝えること
などの条件があります。
つまり、完全に
「英語での説明を理解できる人」
として扱われているわけです。
……いや、違うんです。
私たち、“ChatGPT翻訳型英語力”なんです。
チェックインカウンターでChatGPTに作ってもらった英文を堂々と話した結果、必要以上に“英語できそう感”が出てしまったのかもしれません。
陽気なCAさんと、夫婦でなんとか乗り切る
そして離陸前。
ラテン系の明るい雰囲気のCAさんが、非常口座席の説明のためにやってきました。
笑顔で、ジェスチャーも交えながら、一生懸命説明してくれているのですが……
英語が速い。
しかも内容が内容なので、なんとなくはわかるけれど、細かいところまでは正直かなり怪しい。
「緊急時は〜」
「ドアが〜」
「脱出が〜」
という単語は聞き取れる。
でも全部を完全に理解できているわけではない。
ただ、ここで「英語わかりません」となると、席変更になる可能性もある。
そんな空気を感じて、夫婦でひたすら頷きます。
「Yes〜」
「OK〜」
とりあえず笑顔で反応。
そして私は心の中で、
「もしもの時は、もうやるしかない」
と腹を括っていました。
座席横にある非常口の説明図を見ながら、なんとなく頭の中で脱出手順をシミュレーション。


離陸前だったのでChatGPTにも相談して復習してみました!!
もちろん実際の脱出はCAさんが中心になるのでしょうが、万が一何かあったら、自分たちも動かなければいけない。
英語もスペイン語も得意ではないけれど、その時はやるっきゃないぜ!!全員助けてやる!!
少し不思議な覚悟が芽生えていました。
イベリア航空 ロンドン→マドリード便の機内の様子
この便は搭乗率もかなり高く、ほぼ満席。
特に印象的だったのが、機内持ち込みの荷物が多かったことです。
預け荷物を利用している人が少なく、ヨーロッパの人にとって域内移動は、日本でいう国内線に近い感覚なのかもしれないと思いました。
飛行機は定刻より少し遅れて、19:11頃に出発。
私は飛行機事故は離着陸時に多いと聞いたことがあったので、離陸時はかなり緊張していました。
ただ、無事に水平飛行へ。
そこでようやく少し安心します。
機内サービスはかなりシンプル
ロンドン〜マドリードは約2時間の短距離国際線。
「機内食はないだろうな」と思っていましたが、飲み物の無料サービスもありませんでした。

水も含めて、必要な場合は機内で購入するスタイル。

感覚としては、かなりLCCに近い印象です。
夜便だったことと、お天気も雨だったので、窓からの景色はあまり楽しめませんでしたが、大きく揺れることもなく快適なフライトでした。

そして飛行機は、定刻より少し早い22:12頃にマドリード空港へ到着。
無事に着陸した瞬間、
「本当に何事もなくてよかった……」
と心から思いました。
結局、私たちが“活躍”する場面はありませんでした。
マドリード空港に到着|一気に“スペイン感”

マドリード空港は、天井が波打つようなデザインになっていて、とても印象的でした。
柱の黄色も鮮やかで、「スペインに来たんだなぁ」と実感します。

到着したのはターミナル4のサテライト側だったため、そこからシャトルでターミナル4へ移動。

前述の通り、預け荷物を利用している人はかなり少なかった印象です。

荷物を待ちながら空港内のモニターを見ると、ラ・リーガの映像が流れていました。
「あぁ、本当にサッカーが生活の一部の国なんだな」
そんなことを感じながら、私たちのマドリード滞在が始まりました。
まとめ|予定変更もトラブルも含めて、忘れられないロンドン→マドリード移動になった

今回のイベリア航空 ロンドン→マドリード便。
もともとは、ブリティッシュ・エアウェイズで移動する予定だったところから始まり、
- ラ・リーガの試合日程変更
- 航空券の変更
- 約30,000円の追加料金発生
- ヒースロー空港での緊張の保安検査
- AIを使った英語交渉
- まさかの非常口座席
と、かなり濃い移動になりました。
正直、旅の途中では
「なんでこんなに色々起こるの……」
と思う場面も多かったのですが、振り返るとそれも含めて“ヨーロッパ旅行らしい思い出”になった気がします。
[ここにマドリード到着後の写真を挿入]
イベリア航空 ロンドン→マドリード便はこんな人におすすめ
実際に利用してみて、この路線は
- ロンドンとスペインを効率よく移動したい人
- ヨーロッパ周遊旅行をする人
- ラ・リーガ観戦を予定している人
- ワンワールド系で移動したい人
にはかなり使いやすい路線だと思いました。
フライト時間も約2時間とちょうどよく、ヨーロッパ域内移動としては便利です。
一方で、機内サービスはかなりシンプルなので、
- 飲み物は事前購入しておく
- 荷物はできるだけコンパクトにする
- 座席指定は早めに確認する
などは意識した方が良いかもしれません。
AI時代の海外旅行を実感したフライトだった
今回特に印象的だったのは、AIを使って旅を乗り切ったこと。
以前の自分なら、
「英語でうまくお願いできなかったらどうしよう」
とかなり緊張していたと思います。
でも今は、AIに自然な英文を作ってもらえる時代。
実際、座席交渉もとてもスムーズに進みました。
ただ、その結果として、
“実力以上に英語ができる人”認定される可能性がある
ということも、今回身をもって学びました。
そして気づけば、英語力が必要とされる非常口座席へ。
人生、何が起こるかわかりません。
結局、私たちが非常口座席で“活躍”する場面はありませんでした。
でもそれが一番です。
予定変更も、保安検査も、座席騒動も含めて、忘れられないロンドン→マドリード移動になりました。

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